洋画家の私は絵を描くときに、キャンバスと絵の具のほかに、
金箔や銀箔を使うことがあります。
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それはなぜでしょうか?
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絵の具では表現できない色や雰囲気を作ることができるから。
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日本美術の中でも、尾形光琳や若冲が好んで描いた作風「琳派」
その琳派の背景には、金銀箔が多く使われています。
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安土桃山時代に金箔障壁画が発達しましたが
それは装飾と明り取りの両方の機能を持っていたからです。
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電気のない時代、黄金に輝く金属は乱反射し部屋を明るくしました。
芸術と実用を兼ねた存在として多くの人々に愛されて
現代のアーテイストにも受け継がれています。
そして、私もその一人です。
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2月26日~3月3日の阪神梅田美術画廊の個展にて、
琳派に影響を受けた作品をたくさん展示します。
↓作品の一つ
これから個展に向けて、金銀箔を使った作品を制作していきますので
時々覗きに来てくださいね。
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